エナジードリンクマニア用語解説
エナジードリンクマニア独自の用語を解説
エナジードリンク総合サイト『エナジードリンクマニア』で使われる独自の専門用語をの解説です。
すでにツイッターなどでエナジー・ドリン君と関わりのある方やフォローしてツイートを見ている方には当たり前のことばかりですが、初めて『エナジードリンクマニア』を見る方向けに、改めてサイト内のオリジナル用語をまとめました。(50音順)
J落ちとは
ディスカウントストア「ジェーソン」に賞味期限間近のエナジードリンクが激安で入荷すること。
定価200円前後のエナジードリンクがジェーソンで処分される場合、19~59円前後で在庫一掃されることが多いです。「ジェーソンに落ちてくる」ということで「J落ち」と表現したところ日頃ジェーソン愛用者の方たちからも好評なので用語に加えました。
ジェーソンは掘り出し物感覚で買い物が楽しめるのでオススメです。もちろんドリン君もジェーソン大好きです。
ウイングスライドキャップとは
主にモンスターインポートなどのスライド式の蓋のことで、この正式名称がないように思ったのでエナジー・ドリン君はこう呼んでいます。言い方は少し変わったりして、ウイングスライド、ウイングキャップ、スライドキャップと言う時もあるかも?
指を引っ掛る部分が羽の形をしていて、スライドさせて開ける開閉式のキャップのため、わかりやすいようにこう呼んでいます。モンスターのインポート系やエクストラストレングス、ダブやバーン500mlなどが有名です。
エナジードリンク沼とは
エナジードリンク沼なんて言葉をいつから使い出したか思い出すと、2015年夏過ぎから非常に濃厚なエナジードリンクマニアがポツポツと増え始めたときくらいかなと。「エナジードリンクが好き!」という人たちが徐々にズルズルとエナジードリンクの深い世界に落ちてくる現象が起こり始めました。そこから『エナジードリンク沼にどっぷりハマる』というツイートをし始めたのがきっかけかなと思います。
エナジードリンク沼はただ『海外のエナジードリンクが好き』という段階からさらに落ちた場所にあります。
沼に生息する人たちの特徴は、国内外の缶デザイン・サイズ違いを集め始めたり、販売終了のものを手に入れたり、様々なフレーバーを取り寄せて楽しむ、腐ってても楽しむ、など。
当サイト『エナジードリンクマニア』はそんなエナジードリンク沼の入り口です。
王道系フレーバーとは
『王道系フレーバー』という言葉を見ればわかる通り、日本で『エナジードリンクと言えばこんな感じの味!』とイメージしやすい味の総称を意味します。ここに当てはまる代表的なものはレッドブルとモンスターエナジーのオリジナルフレーバーです。これらに似た味や香りのものを『エナジードリンクマニア』では2013年から『王道系』『王道系フレーバー』と呼ぶようにしました。
それまでは王道系フレーバーという言葉すら使われることはなかったため、表現しやすくなったかなと思います。ただし王道系フレーバーにも甘味や酸味、香りにそれぞれ違いがあるので、「フレーバーの軸は王道系、甘さ控えめですっきりした後味」などの王道系フレーバーの味の細かい表現が必要です。レッドブルもモンスターエナジーも王道系フレーバーと言えますが、味や香りの方向性は違うので一言で「王道系の味」と言っても味や香りの甘味や酸味などはわからないんですね。
エナジードリンクマニアで作った用語ではありますが、この辺も味の詳細が伝わりやすいようにレビューしています。
神セブンとは
主に北米などで取り扱いの少ないエナジードリンクを取り揃えていたり、既に入手困難になってしまったエナジードリンクの在庫がある「神がかったセブンイレブン」のこと。
2014年のロサンゼルスの狩りで既に在庫がなくなっていたレッドブルを最後に見つけたセブンイレブンで思わず口に出たのが「神セブン」です。AKBの神7に掛けたエナジードリンクの狩りをする人向けの用語。すでにAKBの神7自体が忘れ去られている今、エナジードリンクの狩り用語としてぜひ使ってください。
狩りとは
珍しいエナジードリンクを探して店舗をまわること、実際に店舗をまわって買い集めること。
日本でもエナジードリンクブームの頃はごく一部の店舗でしか扱われないエナジードリンクがいくつも存在し、狩りが楽しめた時代もありました。
現在は狩りというと海外で現地エナジードリンクをたくさん買いまわることの総称になってきています。特に昔のアメリカでは賞味期限切れになった古いエナジードリンクが店舗に残っていることがあり、これを求めて大量の店舗を巡り獲物を狩っていく、まさに狩りが楽しめた時代がありました。現在は古い店頭在庫もなくなってきてなかなか難しくなってきています。
常温
そのままの意味なのですがw
エナジードリンクを常温で飲むということが一般的ではない(なかった)ため一応書いておきます。
常温で飲むことで味を感じやすくなるので『エナジードリンクマニア』では基本的に常温と冷たいエナジードリンクの2つを飲んでレビューしています。たまにレビューで『常温』と出てくるときは、冷たい状態と差が大きかったりほとんど変わらないほどの美味しさだったりする場合が多いです。
2014年秋ごろからツイッターでも常温でも美味しい!と飲み始める人が増えた気がします。
ゼロゼロ、ゼロゼロ系とは
カロリーゼロ、シュガーゼロのことです。人工甘味料を使うことでカロリーをゼロもしくはゼロ表記できるようにしたエナジードリンクで、現在アメリカでは重要な位置にある商品と認識しています。
総じて人工甘味料は不味い、薄い、後味が悪いと言われることが多い(逆にゼロゼロの旨味が好きという人もいます)ですが、中にはモンスターエナジーのウルトラシリーズ、XYIENCEブランドなどゼロゼロ系でも最高の飲みごたえを提供するエナジードリンクが増えています。
ハーフシュガーとは
エナジードリンクマニアで作ったオリジナルの用語。通常の半分程度の炭水化物量のものに対して「ハーフシュガー」と表現します。500ml前後のエナジードリンクの場合、30g前後の炭水化物が含まれているものをハーフシュガーと呼びます。(絶対的な100%配合量、50%配合量の基準はないためエナジードリンクマニア以外でハーフシュガーという言葉は使われていません)
カロリーを抑えつつ飲みやすい味わいに仕上げられることもあり海外のエナジードリンクではハーフシュガーレベルのエナジードリンクがいくつか存在します。歴史あるブランドのオリジナルフレーバーが急にハーフシュガーに切り替わる事例も。
フルシュガーとは
エナジードリンクマニアで作ったオリジナルの用語。一般的な炭水化物量のエナジードリンクのこと。普段「フルシュガー」を説明することはほとんどなく、ゼロシュガーやハーフシュガーと比較するときに使います。500mlサイズに60g前後の炭水化物が含まれています。(絶対的な100%配合量、50%配合量の基準はないためエナジードリンクマニア以外でフルシュガーという言葉は使われていません)
500mlサイズで70gを超えると比較的炭水化物が多めのエナジードリンクと考えて良いでしょう。特に東南アジアで販売されるエナジードリンクは高炭水化物になる傾向があり、以前日本でも販売されていたSTINGエナジードリンクシリーズの炭水化物量は破壊的な高濃度(500mlで90g以上)で甘すぎて飲みきれないレベルです。
幻とは
2015年頃からヤフオクで米軍基地流出と思われるモンスターエナジー出品の紹介文として「幻!」と誇張する転売出品が面白いと話題になりました。実際の市場では1ドル前後で捨て売りされているものが日本では幻価格になってしまうのですから怖いです。特に有名なのはM-100ファントムやM-100ゴーストです。
現在は市場価値はほぼないに等しいもしくは定価価値なのに日本では入手困難と煽って高値取引されるオークション、フリマアプリの転売er事例に対して、IKKOさんのように「マボロシ~!!」とシャウトして使います。
モグモグ感とは
モグモグ感というのは、エナジードリンクを飲んでいるのに何か食べているかのような濃厚で芳醇な味わいを感じさせるフレーバーの独自の表現方法で、最もその傾向が強いのがモンスターエナジーオリジナルです。
エナジードリンクマニアを開始当初から見ている人は違和感のないオリジナル用語のひとつですが、モグモグ感ってどんな感じ?と思った方はモンスターエナジーオリジナルを飲むと何となくですがこの独特のモグモグ感を感じてもらえると思います。
ちなみに各レビューの最後の評価部分でもモグモグ感のレベルを★評価しています。各レビューの評価基準などはこちらでまとめて解説しています。
レア缶とは
そのままで、手に入りにくい缶のこと。2014年前半の日本ではエナジードリンク収集の趣味は一般的ではなく、マニアックな情報も知られていなかったため、レア缶という概念自体がないように感じました。ちなみに何をレア缶とするかは各個人の考え方があるので、それぞれの価値観で良いと思います。
『エナジードリンクマニア』の中で出てくるレア缶の定義としては世界共通の考え方をそのままサイトに反映しているので以下のようになると思います。
最もレアなものは一般販売されていないものやプレリリース系、続いて製造終了もの、そして地域・期間の限定販売(現在販売中)もの、という順番かなと思います。
限定販売品や非売品であっても大量に転売市場に出回る状況下ではレアものとは言えないので転売erの宣伝文句に惑わされないようにする必要もあります。
著者:エナジー・ドリン君
2001年頃、在米時にダンスシーンを通じてエナジードリンクに出会い感動。 帰国後日本ではネタ飲料扱いだったエナジードリンクの本当の魅力を伝えるために2013年総合サイトを開設。 エナジードリンクマニアとして改めてエナジードリンクを真剣に飲み始め、各国で狩りをして飲み集めたコレクションは世界7,000種類以上。 メディア取材を受ける評論家や専門家としても活動中。