レッドブル パープルエディション vs ZONe mad hacker
2021年に発売されたレッドブルとZONeから同じぶどう味が発売されました。両者の味の違い、飲みごたえや成分などを比べてみました。
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著者:エナジー・ドリン君
2001年頃、在米時にダンスシーンを通じてエナジードリンクに出会い感動。 帰国後日本ではネタ飲料扱いだったエナジードリンクの本当の魅力を伝えるために2013年総合サイトを開設。 エナジードリンクマニアとして改めてエナジードリンクを真剣に飲み始め、各国で狩りをして飲み集めたコレクションは世界7,000種類以上。 メディア取材を受ける評論家や専門家としても活動中。
ぶどう味飲み比べ
同じぶどう味でも見た目がまったく違いますね。どちらかと言えばZONe mad hackerのほうが落ち着いていてナチュラルな雰囲気が感じられます。パープルエディションは作りすぎな感じがしますよね。
それでは実際の味の違いを飲み比べてみます。
レッドブル パープルエディションの味
レッドブル パープルエディションは濃厚な甘酸っぱいぶどう味。果肉をかじったときの甘みや酸味がじゅわっと広がり、ぶどう独特の旨味があります。
ZONe mad hackerの味
一方でZONeマッドハッカーは落ち着いたぶどう味で、味・香りともに控えめな印象の砂糖ジュース系の味。マッドハッカーにリアルなぶどう果肉の味はイメージできませんでした。
飲み比べてみた感想
飲み比べてしまうと味の違いがよくわかりますね。レッドブルは甘酸っぱく旨味があり味に立体感がありますが、ZONeは平坦な感じが否めません。ZONeが「ファンタグレープ味」というSNSの感想が多かったのもパンチの弱さや砂糖水の印象が強いからかも。
エナジー成分の比較
カフェインはレッドブル80mg、ZONe75mgです。ZONeはレッドブルの倍の500mlなのでカフェイン控えめ、というか少ないという感じる方が多いと思います。最近はレッドブルの80mgでも少なめに感じている方もいますしね。
アルギニンはレッドブル300mg、ZONe500mgでZONeのほうが多め。その他微量の成分の違いはありますがどちらも糖分とビタミン入り炭酸飲料という点ではそこまで大きな差はないでしょう。
個人的にこの程度のエナジー成分の違いなら商品の評価に影響するものではないと思うのでどっちもどっちという感じかなぁ。好きな味のほうを選べばよいし、たくさん飲みたいならマッドハッカー一択。
無果汁のパープルエディション、果汁2%のマッドハッカー
パープルエディションは無果汁です。これまでのエディションシリーズは国内外含めすべて無果汁で上質な味を再現してきました。
マッドハッカーは果汁2%配合。これくらいだと果汁系エナジードリンクとは言い難い量ですが、一応ぶどう果汁が含まれています。
果汁入りと無果汁、この違いは正直わからないレベル。逆に無果汁のレッドブルのほうがぶどう果肉の旨味が際立つくらいなので、フルーティーな味を求めるなら無果汁だけどパープルエディションになります。
デザイン比較
デザインはどちらも素晴らしいですね。
ZONeは商品名「mad hacker」とコードが書かれた画面の雰囲気がマッチしていて他にないデザイン。ただしこの見た目と商品名だと味がイメージできないので、量も多いし選ぶにはちょっとした冒険になってしまうかも。何味か想像しながら飲む感じなら良いかな。
レッドブルの紫色は妖しさや艷やかな雰囲気もあり鏡面シルバーとのコントラストも美しいです。「Mystic Magic」という味のイメージができない単語が並んではいますが、紫の缶カラーを見た瞬間フレーバーが想像できるので、心構えができた状態でジューシーなぶどう味を楽しめる良さがあると思います。
パープルエディションとマッドハッカー、ぜひ飲み比べてみて!
2021年の新作としてどちらもぶどう味を発売したということでぜひ一緒に開けて飲み比べてみてください。同じぶどう味でもこんなに違うのか、と改めて気づくと思います。