ビジネスマン400人に聞く、エナジードリンク調査について
フリーマガジン「R25」を発行する株式会社メディア・シェイカーズさんにて調査されたプレスリリースがけっこう面白かったので色々と考えてみましょう。調査の内容としては『20代~50代のビジネスマン400人に聞く、エナジードリンク調査』。調査対象は一都三県で月1回以上エナジードリンクを飲む20代~50代の男性ビジネスマンの各年代100人ずつ、合計400人にネットでアンケートをとったそうです。
著者:エナジー・ドリン君
2001年頃、在米時にダンスシーンを通じてエナジードリンクに出会い感動。 帰国後日本ではネタ飲料扱いだったエナジードリンクの本当の魅力を伝えるために2013年総合サイトを開設。 エナジードリンクマニアとして改めてエナジードリンクを真剣に飲み始め、各国で狩りをして飲み集めたコレクションは世界7,000種類以上。 メディア取材を受ける評論家や専門家としても活動中。
朝、これから頑張りたいときに飲む
平日の朝に飲むと答えたのが34.8%と最多。さらに元気・活力を出したいときが45%と最多。このことからこれからの仕事に向けて活力を入れるためにエナジードリンクを飲んでいるように感じ取れます。
実際にどのような用途で飲むか、というアンケートでは
「元気・活力を出したい」(45.0%) 「気合を入れたい・テンションを上げたい」(34.3%) 「仕事でやる気を高めたい」(29.0%)とき。「疲れがたまったと感じた」(26.8%)ときにクスリ的に飲むよりも、もっと前向きになるためのプラス思考で選ばれています
だそうです。
朝にエナジードリンクを飲むという個人的なイメージ
炭酸ジュースなので飲みやすいし、単純に250mlくらいだと口や喉を潤す水分補給になる、味も好みに合わせて選べるということもあって、かなり幅広く飲まれるようになったのかなと思います。値段は高いけどね(´・ω・`)
頑張ろうかなというときは朝から栄養ドリンクを飲む人も過去にはいたと思います。それがもう少しライトで飲みやすくなったエナジードリンクが人気が出てきたことによって幅広く浸透しやすいのかなと。
エナジードリンク認知率のアンケート結果
レッドブル 95.8%
リゲイン エナジードリンク 80.5%
モンスターエナジー/カオス 66.8%
バーンエナジードリンク 63.0%
というアンケート結果に。モンスターエナジーがこんなに下なのは40代50代の認知率が低いためです。テレビCM等の露出がないので知る由もないでしょう。リゲインは昔からあるし、その名前だけで「リゲインのエナジードリンク出たんだ」という感じで認知率は必然的に高まります。
エナジードリンクへのイメージのアンケート結果
この結果を見ると、リゲインが栄養ドリンクの流れをそのまま持ってきた感じですね。『即効性がありそう』というのが意味不明ですが、『働く人向け』や『仕事前・仕事中に飲みたい』では上位のイメージとして認知されていて、いわゆる『社畜ドリンク』としての地位をエナジードリンク界でも確立したようです。
一番おもしろいのは、『若者向け』の3位でいきなりロックスターが出てくるところです。認知度で言うとどの年代も25%程度なのにもかかわらず、です。何なんでしょう(;´∀`)実際飲んでなくてこのアンケートでパッケージ見て答えているような気がしないでもないですね。
職場のデスクで飲むならリゲインエナジードリンクか
職場のデスクでモンスターのあのパッケージで甘い香りを漂わせてたら『仕事なめんなよ』とか思われそうなのかな??
普通に飲んでる人見るし、少なくはないと思いますけどね。
リゲインだともともと栄養ドリンク発だし、企業戦士が24時間働き続けるための『社畜ドリンク』のイメージが強いため、『おう、お前やる気あるやんけ』みたいなイメージを出せて職場で気兼ねなく飲める&リゲインイメージで自分を高めるみたいな飲み方ができそうです。(栄養ドリンクとエナジードリンクの違い)
とりあえずレッドブルは別として、エナジードリンクの代名詞とも言える最強の2ブランドが完全にやられてしまった感じですね。アンケート対象を変えるとまた違う答えが返ってきそうですが、今のところ栄養ドリンクとエナジードリンクのボーダーはほとんどないと言えそうです。