サムライド、モンスター、レッドブルのパッケージ比較調査
日系BPの記事(30代を突破口に独自の世界観を伝えられるか? ――エナジードリンクのパッケージ比較、グラフ等は全てこちらのサイトから引用)でサムライド、モンスター、レッドブルのパッケージ比較調査の結果が出ていました。
アンケートは2014年3月下旬、インターネットを介してアンケート調査を実施。有効回答数は男性155人、女性155人の合計310人。20代、30代、40代、50代、60歳以上各世代とも男女31人ずつ。とのこと。
一般層にアンケートを取ったので、エナジードリンクマニアたちとは違う結果となっていると思いますが、その比較結果とエナジー・ドリン君の感想を交えてお伝えしようと思います。
著者:エナジー・ドリン君
2001年頃、在米時にダンスシーンを通じてエナジードリンクに出会い感動。 帰国後日本ではネタ飲料扱いだったエナジードリンクの本当の魅力を伝えるために2013年総合サイトを開設。 エナジードリンクマニアとして改めてエナジードリンクを真剣に飲み始め、各国で狩りをして飲み集めたコレクションは世界7,000種類以上。 メディア取材を受ける評論家や専門家としても活動中。
ジャケ買いならぬパケ買いならどれ?
サムライド
全体的に見てもサムライドのポイントが意外にも高い。サムライドは滋養強壮や気合を入れたいというときに手に取りたいと思われやすいようです。確かに武士や侍というイメージで缶のデザインもなかなかよいので、男性の場合『これでやってやるか!』と気持ちを高めながら買う場合が多いのかも。
エナジードリンクマニアたちはサムライドを素通りして自分の支持するエナジードリンクブランドを飲み続けることが多い傾向にあるのでこの結果は意外かも。一般的にはこんな感じなんですね。
モンスター
そしてモンスターが弱い・・・。昔から国内のフレーバー展開が弱いということと国内プロモーションがあまり強く感じられないことなどもあってモンスター大丈夫か?と言われてきましたが、それがこの結果に出てしまったような気がします。『刺激がありそう』というアンケート項目ではダントツで、モンスターという名前と爪デザインからそう連想させるのでしょう。
それ以外のアンケートでは微妙と言わざるを得ません(・_・;)
レッドブル
グラフで見ると分かる通り、レッドブルが半数以上で53.5%獲得。『エナジードリンクと言えばレッドブル』ということとダークなイメージがないことが各種アンケートの中からも読み取れますね。全てのアンケートで悪い方のポイントがあまり高くないです。日本でも流れていた『翼をさずける』というアニメーションCMによって飲んだらヤバイというような暗いイメージはないのだと思います。あれ印象に残ってる人がかなり多いと思いますし。
それぞれのパッケージはどんな印象なのか
サムライド
サムライドに至っては汚れてるとまで書かれていて『水墨画やそれ』とつい突っ込みたくなるような回答もwパッと見は良いと思うんですが個人的にはちょい厨二チックなイメージがありますね(;´∀`)
ただシルバー、レッド、ブラックのカラーリングはとても良くて、水墨画ではなくもっとパリッとしたイラストにしていたら印象は違ったかも。そう考えると勢いありすぎて怖い、というアンケート結果についても何となくわかる気がします。
モンスター
モンスターは完全にコテンパンにやられてます。Mの爪がオドロオドロしいとかロゴタイトルがなんて書いてあるかわからないとか。黒ベースでモンスターという商品名も相まって体に悪そうという答えが出ています。女性からは
「意味が分からない」という声が目立ち、緑色のM文字に象徴される独特の世界観に拒否反応を示す人が多かった。
という最悪の声がw
これはモンスターが国内でももっとプロモーションすべきという結果だと思うんですよね。モンスター独自の世界観が全く国内で伝わっていません。逆にハードなエクストリームスポーツや格闘技系をガンガン伝えて怖いけど強そうってイメージを高めるだけで『意味がわからない』と吐き捨てられるようなアンケート結果にはならないような気がしますw
レッドブル
レッドブルが一番良いようです。青とシルバーはやはり爽やかなイメージもある、パッと見てすぐわかる、怖さがない感じですかね。カラーリングが明快だし、レッドブルという名前で赤い牛がロゴマークになってるので全体的に受け入れやすいのかも。そもそもの認知度が他のエナジードリンクよりも全然違いますから先入観はかなりあると思いますけどね。
30代を突破口に独自の世界観を伝えられるか? ――エナジードリンクのパッケージ比較