新商品乱立!!エナジードリンクと健康ドリンク
2014年4月、エナジードリンク大戦勃発
2014年になり、今まで多くのエナジーと名のついた飲料水が発売されています。なぜこんなにも発売されるのかというと、裏側の真実はわかりませんが単純に儲けが大きいから、波に乗れる気がするから、ということではないでしょうか。だって100円くらいのジュースがエナジードリンクって言うだけで200円で売れるんですから。
女性向け、天然成分配合、流行りの素材配合など各商品それぞれに特徴を持たせてPRしています。しかしどれも今ひとつ。イベントを打ってサンプル配布、ソーシャル拡散、自分も飲んでみよう、まではいいと思いますが、その後どれくらい生き残るのか。
著者:エナジー・ドリン君
2001年頃、在米時にダンスシーンを通じてエナジードリンクに出会い感動。 帰国後日本ではネタ飲料扱いだったエナジードリンクの本当の魅力を伝えるために2013年総合サイトを開設。 エナジードリンクマニアとして改めてエナジードリンクを真剣に飲み始め、各国で狩りをして飲み集めたコレクションは世界7,000種類以上。 メディア取材を受ける評論家や専門家としても活動中。
エナジードリンクの乱立がひどすぎて疑問視する人も
最近のエナジードリンクの乱立が目立ちすぎて逆に『そもそもエナジードリンクとは何なんだろう!?』と思う人も出てきているようです。とりあえず何でもエナジードリンクで出てきてますもんね(2014年4月現在)
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もともと火付け役となったレッドブルを見れば分かる通り、レッドブルにとってエナジーの説明は不要なわけです。ターゲット云々、成分ヤバイよ!なんて言わなくても、ただ映像を流すだけ、SNSで写真を投稿するだけ、イベントを開催するだけで圧倒的に強い支持を得ています。
レッドブルはエクストリームスポーツ、アクティブ系アスリート、音楽、限界に挑戦するすべての人をサポートし、普段体験できないものをコンテンツとして私たちに提供し、その世界観に寄り添うアイテムのひとつとしてエナジードリンクを売っています。
モンスターエナジー、ロックスターも同様に説明不要。『これがエナジードリンクである』というメーカーのスタンスとイメージ戦略、ブランディングがしっかりしています。(国内だとやや不足気味ですが)
では今乱立しているエナジードリンクはどうかというと・・・。成分やターゲット、イメージをアピールするのは当然なのですが、それをされてもかっこよさやワクワク感が感じられず、健康ドリンクを目指しているのかなという印象を感じます。
とにかく今人気のエナジードリンクブームに乗っている感がすごい。既に販売終了したものやコンビニから見なくなったものまで消えていくエナジードリンクが多い中、今年出てきたエナジードリンクたちはいつまで踏ん張れるか、という目で見ている人も少なくないのでは?
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エナジードリンク業界を考えると
でも実はそんなことどうでもよくて、
『普通なら100円くらいのものが倍で売れる美味しい話があるんだよね』
『○年でここまでの売上が見込めればちゃんと利益出るだろう、万が一ヒットしたらウマいよね』
くらいにしか考えていないと思います。エナジードリンク業界でトップを取るとか、商品の名を業界に残したいとか、そんなことは一切考えてなくて、とりあえず売れるときに便乗商品を出さないでどうする、くらいしか考えていないでしょうね。
その点、モンスターエナジーはカオスやアブゼロなど終わらせることなく頑張って維持していますよね。そもそも売れているならわかりますが、人気はダントツでオリジナルだそうです。ドリン君的にはウルトラシリーズを出してアクティブ系女子に向けてアピールしたら意外とイケると思うんですけどね。
とりあえずプロモーションは美人OLがアフター5にウルトラ飲んでクラブで遊んだり、ビーチでギャルがウルトラ飲みながらナンパされてたり、フィットネス系インストラクターが休憩時間にウルトラ飲んでたり。妄想は膨らみますね(´∀`*)
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レビュー
※2014年4月のエナジードリンクブームの頃に書いた記事でウルトラシリーズを推したところ、翌年2015年にウルトラが日本でも発売されました。(2019年7月追記)