レッドブルやモンスターエナジーなどが値上げする可能性
2021年、様々な価格の高騰によりレッドブルやモンスターエナジーをはじめエナジードリンクの価格が上がるかもしれない、というアメリカの話題からエナジードリンクの値上げについてまとめてみました。値上げの原因は主にアルミニウム価格、砂糖価格、輸送コストなどの上昇です。
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著者:エナジー・ドリン君
2001年頃、在米時にダンスシーンを通じてエナジードリンクに出会い感動。 帰国後日本ではネタ飲料扱いだったエナジードリンクの本当の魅力を伝えるために2013年総合サイトを開設。 エナジードリンクマニアとして改めてエナジードリンクを真剣に飲み始め、各国で狩りをして飲み集めたコレクションは世界7,000種類以上。 メディア取材を受ける評論家や専門家としても活動中。
アルミニウム価格の上昇
アルミニウム価格は13年ぶりの高騰(2021年に入り約40%上昇)が飲料向けアルミ缶などにも大きな影響を与えています。
価格高騰の原因はアルミニウムの原料となるボーキサイト生産国ギニアの政情不安によるものが大きいとされています。また電気自動車生産増によるアルミニウムの需要の高まりや、中国の電力不足による生産低下なども重なっているようです。
結果的にエナジードリンクやその他の飲料に使われるアルミ缶の価格が高騰しているとのことです。
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砂糖価格の上昇
砂糖価格も生産国の天候不順などで価格が高騰(2021年に入り約33%上昇)。タイでは干ばつによってサトウキビが不作に。収穫量は例年の半分になったとのこと。
すでに日本をはじめ世界で食品価格の値上げが始まっています。エナジードリンクの主な成分である砂糖価格が上がれば当然値上げされる可能性は高いでしょう。
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輸送コストの上昇
原油価格の高騰により輸送コスト全体は上昇傾向にあり、エナジードリンクだけでなく全てのモノの価格が上がっています。原油価格は2021年に入り50%以上高騰しています。
レッドブルはオーストリアとスイスから各国に輸送していますし、普通に考えれば値上げは妥当でしょうね。
日本ではレッドブルが値下げされた矢先
今回はアメリカのエナジードリンクの話題をピックアップしました。
日本ではエナジードリンクの大容量化が進み、これまで高額だったレッドブルが値下げに踏み切りました。
日本では他社商品に比べてまだ割高感があるレッドブル。食品を含むあらゆるモノが値上げラッシュの中、また価格改定するのでしょうか。