海外から缶がボコボコになって届いた話

投稿日：2015年2月 5日

海外から届いたエナジードリンクが無残な状態で届いた

先日レア缶のみのパッケージが国際郵便局で再梱包された状態で届きました。
箱を持った時点で缶が中でゴロゴロと動いているのがわかり、これは駄目だなと確信しました。

再梱包されたダンボールを開けてみるとビニール袋で二重梱包された中に本来のUSPSの薄っぺらいブリーフケースのような箱が湿った状態になっていて、そこに10本以上の缶が入っていました。この時点で終わったなと。

中に入っていたウイングスライドの缶は完全に潰れる形で中身が出てしまっていました。恐らくプルタブよりも弱いウイングスライドが缶同士のぶつかる圧力や何かが上に乗っかった圧力で破損したものと思われます。

他の缶も凹みが激しく、とても残念な気持ちになりましたが、実はもしかしたらこうなるんじゃないかとずっと思っていました。

個人間のやりとりの時点でおかしかった

今回はいつもの友人同士のやりとりではなく、たまたま見つけた人からの購入でした。

事前に『プチプチで缶をすべて包み、周りを固めて安全な梱包をしてくれ』と伝えたにも関わらずむき出しで届きました。これについては『タオルを入れといたから大丈夫だっただろ、安全な梱包をした』と届いた後に言い訳にならない言い訳をされましたが、そのタオルからの異臭がスゴイことになっていて缶すべてを除菌洗剤に漬け込んで洗いました(ヽ´ω`)

事前の会話中にガチコレクターならわかる内容の話をしたものの伝わらずこの時点で『これは駄目かもしれないな』という不安が頭をよぎりました。日本ではさすがに知られていない用語かもしれませんが海外でこれだけレア缶を持っているとしたら知らないわけがないのですが・・・。
実際に知らなかったところを見るとコレクターではなくただ集めて持っていただけだと推測されます。

『俺はコレクターだから価格設定には自信がある！間違いない！』と言いながら一般缶はボッタクリ価格＆レア缶の価格設定もミスってました(^_^;)完全にエナジードリンクについても国際発送についても結果的に素人だったということです。

Paypalと日本郵便とのやりとり

潰れるほど傷ついた商品を買うために数万円出したわけではないので返金手続きに入りましたが、相手は自分は悪くないの一点張りでどうしようもないのでPaypalへ争議。同時に郵便局ともやりとりして破損についての手続は完了しました。

しかしその後、発送元から不当な数万の請求が何度もPaypalに届いたり人種差別発言等々のメールがやたら来るという・・・、よくあるキチガイにあたってしまったな、と(ヽ´ω`)

双方とやりとりしているPaypalも発送元の逆ギレなど常識では考えられない対応にかなり困惑しているようで今後他の方にも迷惑がかからないように何かしらのペナルティを加える事も検討しているとのこと。

今回の商品破損は梱包がずさんすぎたために起きたことで、USPSにも貨物搬送にも日本郵便にもまったく非はないと思っています。これはPaypalにも日本郵便にも伝えました。特に海外発送の場合はやりすぎくらいしっかりした梱包が必要なので中身の破損は送る側が責任を持って届ける意識がとても大切です。

海外へものを送るということは国内郵便とはまったく違う

ちなみに海外に送る場合は今回のようなボール紙や封筒は厳禁です(缶の場合)。

まともな人だとダンボールにスナック菓子のカールのような発泡緩衝材を大量に入れてそこにプチプチで包んだ缶を埋め込む、もしくはエアバックで缶と缶、ダンボールの隙間を埋める、などの対処をするのが当たり前。ドリン君が送る場合はさらにダンボールの中にダンボールを格子状に入れて(瓶梱包のような感じ)、上下左右の圧力で箱自体が潰れないように補強します。
たまにダンボールの中に硬い発泡スチロールの大きな箱を入れて重量を抑えつつどうやっても破壊されないように送る友人もいます。それくらいするのがマニアの世界常識になりつつありますね。(当然のマナーなのでこれくらいで梱包手数料なんて取る人はまずいませんｗ)

重量で配送料が変わるため適当に送りたい気持ちはわかりますが、受け取った時に品物を完璧な状態で手にしたいというのはコレクターやマニアだけでなくすべての人の共通の思いですし、多少送料がかかっても気持ちよく受け取ってほしいと思ってます。
今回はそんな配慮が欠けていたというか皆無だったケースでした。

その後脅迫やストーカーにまで発展

今回は発送元が責任逃れをしつつ粘着ストーカー行為や不当請求とともに脅迫行為をする、という最悪な人にあたってしまったため数日疲れましたｗこんな人初めてなんですが(；´∀｀)
あ、こんな人は滅多にいないと思います。念のため。

しかしやはり個人間取引というのは極力避けるべきでしょうね。特に国際発送を知らない人や缶の保存状態の良し悪しをわかっていない人からの購入は避けるべきでしょう。

海外から買うときはリスク承知で

基本的にドリン君はアメリカに多くいる一般の友人からも買うことはしていません。届いて破損していた場合そのことについて言いにくいし、逆に丁寧に梱包してくれ、と無理にお願いするのも申し訳ないですから。

またトラッキングナンバーがついていてもロストするときはロストするし、届く日数が1ヶ月以上かかってしまうこともザラにあるためその辺も知っておくべきですね。

通常はこのような一般の人からの購入はしていなかったのですが、今回はたまたまレア缶が揃っているのを見つけたため賭けてみてその賭けに負けてしまいました(^_^;)

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著者について 著者：エナジー・ドリン君

2001年頃、在米時にダンスシーンを通じてエナジードリンクに出会い感動。帰国後日本ではネタ飲料扱いだったエナジードリンクの本当の魅力を伝えるために2013年総合サイトを開設。エナジードリンクマニアとして改めてエナジードリンクを真剣に飲み始め、各国で狩りをして飲み集めたコレクションは世界7,000種類以上。メディア取材を受ける評論家や専門家としても活動中。