VooDoo ENERGY
2014年9月、デンマークで発売された単発エナジードリンク、天然由来成分で作られたVooDoo ENERGYです。
発売当時はレッドブルやデンマークで古くから販売されているCULT ENERGYに続く新たなエナジードリンクとして期待されていました。デザインはポップで綺麗だし味も悪くなかったのですが、デンマークを代表するブランドになることはできず、発売からたった2年でフレーバー展開することもなく終売に。
著者:エナジー・ドリン君
2001年頃、在米時にダンスシーンを通じてエナジードリンクに出会い感動。 帰国後日本ではネタ飲料扱いだったエナジードリンクの本当の魅力を伝えるために2013年総合サイトを開設。 エナジードリンクマニアとして改めてエナジードリンクを真剣に飲み始め、各国で狩りをして飲み集めたコレクションは世界7,000種類以上。 メディア取材を受ける評論家や専門家としても活動中。
濃厚クランベリーフレーバー
真っ赤な中身、レッドベリー、ブラックベリー系ジュースの甘い香りが広がります。
口に含むとクランベリー、ブラックベリーの甘酸っぱい味わいに僅かな渋味も感じられるリッチなフレーバーです。
果実感はなくリアルなベリーフレーバーではありませんが、ベリーミックスの酸味と渋味や持続する濃いめの香りなど風味の変化が楽しめてこのパッケージデザインの印象とは違い深みも感じる味わい。
他のエナジードリンクよりも高級路線で展開していたのも頷ける味ではありますが、さすがに小容量で高価格なエナジードリンクがリピートされることは難しく、フレーバー展開もなくこの1本だけを発売して2年で終売に。
VooDoo ENERGYのエナジー成分
カフェイン78mg、タウリン、ガラナ、高麗人参、アサイーが含まれています。
VooDoo ENERGYのデザイン
黄緑色の缶に紫と白で描かれる可愛いVoodooロゴが並びます。黄緑・紫の組み合わせが特にポップな印象で個人的に好きなロゴデザインです。
裏面にはガラナ、アサイー、高麗人参のアイコンが入っていました。
発売当時のVooDoo ENERGY
VooDoo ENERGYはデンマークの起業家マーティン ニールセン、ビャルケ ヨハンセン、ピーター ラウリッツェンとドイツ人アンドレアス ミュラーが立ち上げたブランドで、自然由来の成分で作られ、男性向けだけではなく女性にも身近なユニセックスなエナジードリンクをコンセプトに作られました。
発売当初から海外展開も視野に入れていましたがまずは地元デンマークから発売し、すぐにセブンイレブンの全店舗で取り扱い開始。勢いがあるように見えましたがフレーバー展開されず1フレーバーのみの販売で僅か2年で終売に。
VooDoo ENERGYがエナジードリンクブランドとして失敗したというよりも、色々な事業を立ち上げるなかのひとつとしてVooDoo ENERGYが作られただけで、本当に海外展開まで考えていたかどうかは微妙です。デザインは良い感じだしSNSでもアクティブな印象の投稿が多かったのでフレーバー展開やコラボ商品などを見てみたかったなぁ。
エナジー・ドリン君の独自評価
- フレーバー
- 香り
- 重さ
- 爽やかさ
- モグモグ感