BLACK MAMBA ENERGY DRINK
フィリピンのオリジナルエナジードリンクブランド、ブラックマンバエナジードリンク。調べてみるとこの1フレーバーのみで8年近く販売が続いているようで、現地ではコンビニやスーパー、ドラッグストアなど幅広く購入することができるエナジードリンクです。
著者:エナジー・ドリン君
2001年頃、在米時にダンスシーンを通じてエナジードリンクに出会い感動。 帰国後日本ではネタ飲料扱いだったエナジードリンクの本当の魅力を伝えるために2013年総合サイトを開設。 エナジードリンクマニアとして改めてエナジードリンクを真剣に飲み始め、各国で狩りをして飲み集めたコレクションは世界7,000種類以上。 メディア取材を受ける評論家や専門家としても活動中。
東南アジア系の濃厚な香りとケミカル感、そしてあっさりした味わい
グラスに注ぐと東南アジアのイメージ通りビタミンB群をたっぷり配合したような真っ黄色。しかも少し濁りがあるから出るこの怪しい輝きも美しいですね。
口に含むとガラナ飲料独特のケミカル系の香りがどっと押し寄せてくるものの、味自体はほんのり酸味のあるあっさりとした口当たりで、爽やかなマスカットやさらに薄味のドラゴンフルーツのようなすっきりしたケミカルフルーツフレーバーです。
もっと濃厚な舌触りととろけて残る残留物たっぷりの甘い味を想像していましたが、実際に強いのは香りだけ。
濃さに期待して飲むと拍子抜けしそうな味ですが、少し渋味のある爽やかなドラゴンフルーツの味わいは意外とナチュラルな雰囲気で、ケミカル風味とも相性が良くこれはこれでアリですね。長年販売が続いている理由がわかる気がします。
BLACK MAMBA ENERGY DRINKのエナジー成分
カフェイン56.40mg、タウリン123.28mg、高麗人参56mg、ガラナ30mg配合。エナジー成分としては控えめな印象です。
東南アジア系には珍しい低炭水化物商品となっており、炭水化物はたった8gしか含まれていないハーフシュガータイプ。カロリーは31kcalなので低カロリーエナジードリンクとしても活躍してくれます。不自然な人工甘味料の不味さもなかったし味の完成度は評価できると思います。
BLACK MAMBA ENERGY DRINKのデザイン
ヘビ柄の黄色と黒の目立つカラー、金色のロゴマークが輝きます。商品名にもなっている「ブラックマンバ」とは毒蛇の名前です。
エナジードリンクに対してこのネーミングセンスやヘビのシルエットを使ったりすると大抵厨ニっぽい雰囲気になりがちですが、色のコントラスと各デザインの配置や余白など綺麗にまとまっていてそこまでダサく見えないのが良い感じ。
缶正面にガラナが大きく描かれていてガラナらしい味わいや元気が出そうな効能をイメージして購入に至る感じかな。
250mlのサイズ感とデザインがキレイにハマっていてシリーズ化していないローカルエナジードリンクとしては安定したデザインに思えます。シリーズ化して並べるとそれっぽく見える商品が多い中、この一本だけで店頭でもしっかり目立っていました。
2018年までは黒いボトルタイプでしたが年末からこの黄色い250ml缶タイプに切り替わったみたい。
カラフルになった現在の缶タイプに変えて正解だったと思います。リニューアルで印象が良くなる珍しい例とも言えるかもしれません。
エナジー・ドリン君の独自評価
- フレーバー
- 香り
- 重さ
- 爽やかさ
- モグモグ感