VICTORY ENERGIZE
黒い缶に緑のロゴ、どこかで見たことのあるようなデザインのビクトリーエナジードリンク。2012年にアメリカのモンタナで生まれた99セントの低価格エナジードリンクブランドです。
全米展開まではできなかったものの、グアムやハワイに流通していたため旅行先で手にしたことのある日本人も少なくないかもしれません。
VICTORY ENERGIZEの基本情報
メーカー | VICTORY ENERGIZE |
---|---|
製造国 | アメリカ |
価格(購入時) | 100 |
味 | 王道系 |
総合評価 | ★★★☆☆ |
著者:エナジー・ドリン君
2001年頃、在米時にダンスシーンを通じてエナジードリンクに出会い感動。 帰国後日本ではネタ飲料扱いだったエナジードリンクの本当の魅力を伝えるために2013年総合サイトを開設。 エナジードリンクマニアとして改めてエナジードリンクを真剣に飲み始め、各国で狩りをして飲み集めたコレクションは世界7,000種類以上。 メディア取材を受ける評論家や専門家としても活動中。
甘く芳醇な香りの王道系フレーバー
この色、そして甘く包み込む香りからモンスターエナジーオリジナルの味しかイメージできません。
口に含むと甘い王道系フレーバーです。公式では「レモンライム風味」と書かれていましたがレモンライム味ではなく王道系フレーバーを再現した味で、甘い香りと味は普通にモンスターエナジーの代替品になり得るクオリティ。
後味もしっかり濃厚で王道系フレーバーの甘い香りも持続します。飲みごたえは十分あって満足度も高い。これで473mlが99セント。アメリカの中でも高コスパのエナジードリンクブランドのひとつです。
これが99セントならモンスターエナジーじゃなくビクトリーエナジーを買う人もいたと思います。ブランドを気にせず味やエナジー成分でエナジードリンクを飲むアメリカ人にとっては掘り出し物のようなブランドだったかもしれません。
VICTORY ENERGIZEのエナジー成分
カフェイン、タウリン、高麗人参、ガラナを配合。すべての配合量は本体に記載がない上に、当時公式から非公開とアナウンスされていたため不明です。
VICTORY ENERGIZEのデザイン
黒い缶にVICTORYの「V」が配置された、まるでモンスターエナジーのロゴを意識したかのような見た目。
実はこのデザインに対してモンスターエナジーから訴訟を起こされています。結果的には和解で幕引きとなりましたが、頻繁に訴訟を起こすことで有名なモンスターエナジーに似せてパチモンを作る必要はなかったのではないかと普通なら思いますよね。
裏面には謎のエナジーポエム等はなく至ってシンプル。
缶デザインも中身の味も明らかにモンスターエナジーオリジナルを意識した商品で、アメリカの爆発的なエナジードリンクブームを象徴する類似商品。味だけは良かったもののブランドにも商品にも特徴はなく、発売から3年ほどで市場から姿を消しました。
エナジー・ドリン君の独自評価
- フレーバー
- 香り
- 重さ
- 爽やかさ
- モグモグ感