Hansen’s energy ORIGINAL
モンスターエナジーを発売するハンセンナチュラルから1997年に発売された同社初のエナジードリンクシリーズ、ハンセンエナジーのオリジナル。モンスターエナジーがハンセンナチュラルから発売されていたことは今やほとんど知られていないでしょう。
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著者：エナジー・ドリン君
2001年頃、在米時にダンスシーンを通じてエナジードリンクに出会い感動。 帰国後日本ではネタ飲料扱いだったエナジードリンクの本当の魅力を伝えるために2013年総合サイトを開設。 エナジードリンクマニアとして改めてエナジードリンクを真剣に飲み始め、各国で狩りをして飲み集めたコレクションは世界7,000種類以上。 メディア取材を受ける評論家や専門家としても活動中。
柑橘系ビターテイスト
開栓するとビターオレンジ、グレープフルーツなどの柑橘系フルーツの香り。中身は濁った黄色をしているので王道系フレーバーらしい黄色い雰囲気とは少し違う感じがわかるでしょうか？
口に含むと酸味控えめで甘いレモンライム系フレーバー。味自体は甘いものの、香り付けとしてオレンジピールやグレープフルーツのようなビターな香りが強めで全体的にフルーティーな風味が楽しめるようになっています。
もとともナチュラルソーダ、ナチュラルフルーツ飲料をベースとしたメーカーから発売されたエナジードリンクだけあって、単純にレッドブルの味を真似するのではなくハンセンナチュラルらしさを残したエナジードリンクであるところが面白いです。
Hansen’s energyシリーズは2015年くらいまで稀に店頭で見かけることがありました。今回レビューしたのはシリーズ最後の個体です。どの時点でハンセンエナジーが終わったのかは定かではありませんが、恐らく2012年の社名変更か2014年のコカ・コーラとの提携後か・・・。
Hansen’s energy ORIGINALのエナジー成分
カフェイン75mg、タウリン、高麗人参配合。ビターな柑橘系の風味が心地よかったので果汁入りかと思いましたが無果汁でした。
内容量の割に糖分がやや多いかなという印象ですね。香りがフレッシュで全体的にまとまりあるフレーバーに仕上げていて糖分の量は気になりませんでしたが、飲み過ぎには注意したいタイプのエナジードリンクですね。
Hansen’s energy ORIGINALのデザイン
これまで何度かデザイン変更が行われつつグリーンのベースカラーは終売まで常に変更なしだったHansen’s energy ORIGINAL。
最後のデザインとなったこの個体はビルが建っているのがかろうじて分かる程度で何が描かれているのかよくわかりません。
裏面には同社ブランドだったモンスターエナジーに通じるポエム風応援メッセージが書かれていました。エナジードリンクポエムはクラシックな雰囲気が楽しめて良いですね。時代を感じさせます。
Hansen’s energyについて
Hansen’s energyシリーズは1997年にハンセンナチュラルが初めて発売したエナジードリンクシリーズで、アメリカの第一次エナジードリンクブームの中で登場しました。後の2002年にモンスターエナジーを発売。さらにLOST ENEGRYやJOKER MAD ENERGYなど数多くのエナジードリンクブランドを販売していました。その中でモンスターエナジーが主力製品となり2012年には社名がモンスタービジレッジへ変更されることになります。
Hansen’s energyは2015年頃まで店頭で稀に見かけることがあり、ギリギリなくなる前に購入できました。これが最後のチャンスだったのかもしれないですね。(この写真では別のフレーバーが写ってます)
コカ・コーラとモンスターエナジーの提携により今ではエナジードリンクを扱わなくなったHansen’sですが、激動のアメリカエナジードリンクの歴史の中でモンスターエナジーを成功させ数多くのエナジードリンクブランドを立ち上げた歴史上重要なメーカーです。レビューや記録をこのように残せることはエナジードリンクマニアとして幸せです。
エナジー・ドリン君の独自評価
- フレーバー
- 香り
- 重さ
- 爽やかさ
- モグモグ感
2001年からエナジードリンクを飲み続けるエナジー・ドリン君による、世界のエナジードリンクを現地取材により最も詳しく解説する総合サイト。
1372フレーバーをレビュー済。
みんなの口コミ422件掲載。
これまで飲んだ販売国、サイズ違い、デザイン違いのコレクションは約7,000種類。