アメリカのモンスターエナジーの製造年月日と賞味期限
購入したアメリカのモンスターエナジーがどれくらい古いのか、気づいたらわからないことが多いハズ。そこでマニアしか知らないアメリカのモンスターエナジーの製造年月日と賞味期限について解説します。
製造年月日
アメリカ(その他の国も)のモンスターエナジーの製造年月日はわかりやすく記載はされていません。エナジードリンクが好きという方でも9割以上の人が知らないのはこのためです。
逆にこれを知らないのは無知というのは言い過ぎで、そもそもあまり知られていないこと、特にモンスターエナジーの製造年月日について誰でも見られるようにサイトに書く人が世界中にいないため知らなくて当然です。こんな情報がネットで見れるのは日本くらいだと思ってもらってもOKです。
それでは本題です。
実は缶の底にプリントされている謎のコードが製造年月日として記録されています。
最初のアルファベットが月を表し、Aが1月、Bが2月となり、そのままLの12月まで続きます。ちなみにこの方式で記載する場合、『I』は紛らわしいため使用されないことがありますがモンスターエナジーの場合はIも9月として使われているようです。
そして次の二桁の数字が年を表し、その隣の二桁が日にちを表します。
見やすくわかりやすくしてみました。
この写真の場合はE703なので2007年5月3日の製造だとわかります。これはオールドカモです。
こちらはA1211なので2012年1月11日の製造となります。これはリハブです。
メガやその他ちょっと古いものなどは数字よりも大きいアルファベットで表記されるものもあります。かなり古いものでこれらの印字が消えているものもありますが元々記載されていないのではなく洗ったりしていて消えていくことがたまにあります。
さらにこの記載方式に当てはまらないものも実はあるんですね。この辺はさらにマニアックになって集めて確認してみてくださいね。
SKUと製造年月日の混同
SKUのコード番号がバーコードに記載されているのがモンスターエナジーの特徴です。これで大体の製造年月日を予想する人が多いですが、これは中身の製造年月日ではありません。(SKUについてはまた別のページで解説していきます。)
この写真の『057』はモンスターオリジナルのものですが、裏を返して見ると2013年の製造であることがわかります。
不思議ですがこのようなことがあり得ます。このためSKU表記が古い年月であっても中身が古い、個体が古いというわけではないのです。
SKUを見て「10年近く前のものだ!」と変にテンションが上がってしまったり、中身が心配になる人もいると思いますが実は数年前に製造された個体であることも多く、中身は新しいなんてことはザラにあります。これをもって古さ的にレアだとするのは違ってくる事があるということですね。
また、製造年月日を知っていれば店頭でガチで古いものが残っていることはあまりない、ということが実際にアメリカの数百店舗以上周りまくるとわかってきます。
賞味期限
賞味期限の記載はありません。製造年月日から自己判断して飲む必要があります。通常のプルタブタイプのものなら製造日から2年であればほぼ大丈夫でしょう。日本のモンスターエナジーは製造日から2年後が賞味期限となっています。(コーヒーは1年程度)
ウイングスライドの場合は密閉性がプルタブに比べると貧弱なので1年で飲むのが良いのかと思いますが1年以内に飲むことはない場合が多いのではないでしょうか。
ツイストトップのメガもかなり密閉性が低いので1年以内に飲んだほうが良いかもしれません。
著者:エナジー・ドリン君
2001年頃、在米時にダンスシーンを通じてエナジードリンクに出会い感動。 帰国後日本ではネタ飲料扱いだったエナジードリンクの本当の魅力を伝えるために2013年総合サイトを開設。 エナジードリンクマニアとして改めてエナジードリンクを真剣に飲み始め、各国で狩りをして飲み集めたコレクションは世界7,000種類以上。 メディア取材を受ける評論家や専門家としても活動中。