アサヒ、ミャンマーでエナジードリンク『ハニーゴールド』発売
アサヒグループホールディングスと、ミャンマーの現地企業ロイヘインが設立した合弁会社アサヒロイへインが3月下旬から『ハニーゴールド』というエナジードリンクをミャンマーで発売します。日本メーカーが関わっていることがわかりやすいように日本語で『ハニーゴールド』の記載もあり。
ミャンマーに合うフレーバーに仕上げたとされるハニーゴールドエナジードリンク
200以上の試作を重ねて開発されたハニーゴールドは、日本人よりも甘いものを好むミャンマー向けに調整されて完成したとのこと。価格は450チャット(日本円で約40円)で24本入り19万ケースの販売を目標としています。
発売後はミャンマー全域750か所でサンプリング、ラジオや新聞広告、ラッピングカーなどで販促活動をしていくそうです。
商品売り込み型だけではなく継続的な体験型のプロモーションも平行して続けると良いかなと思いますが、何となく商材がエナジードリンクの文化的な面を押し出せる感じがしないのでやっぱりやらなそうな気がします(-_-;)
成分ははちみつ、ビタミンB3、ビタミンB6などを配合。カフェインやタウリンの情報は出ていないので現地で確かめたいですね。
個人的にデザインも良いのでぜひ日本でも発売して欲しいのですが・・・。
ミャンマーのエナジードリンク事情
アサヒグループによると、エナジードリンク市場は急成長しており、2016年は前年比130%と伸張したとのこと。ちょっとしたエナジードリンクブームのようなものが起きているのかもしれません。
『アサヒグループは、「ハニーゴールド」発売により、ミャンマーにおけるアサヒブランドのプレゼンス拡大を目指す。』とのことですが、エナジードリンクはある程度シリーズ化しないと余程シェアを獲得していない限りメジャーブランドがあとから来たとしても一気に食われると思われます。
ミャンマーに行く機会は今のところないですが、行くことがあればそれまで生き残っていてほしいです。
ちなみにアサヒグループはこれまでにウィルキンソンをミャンマーで発売していて、こちらにも日本語商品名を入れています。
最近のエナジードリンクニュース
著者:エナジー・ドリン君
2001年頃、在米時にダンスシーンを通じてエナジードリンクに出会い感動。 帰国後日本ではネタ飲料扱いだったエナジードリンクの本当の魅力を伝えるために2013年総合サイトを開設。 エナジードリンクマニアとして改めてエナジードリンクを真剣に飲み始め、各国で狩りをして飲み集めたコレクションは世界7,000種類以上。 メディア取材を受ける評論家や専門家としても活動中。