アセスルファムK
アセスルファムKとは
アセスルファムカリウムのことで砂糖の200倍の甘味があり、1gあたり0カロリーの人工甘味料です。
1967年にドイツで開発され安全性に問題ないことがわかっています。日本では2000年に厚生労働省で認可されました。エナジードリンクだけでなく世界中の多くの飲料、食品に使用されているごく一般的な人工甘味料です。
ネットでは人工甘味料が常に危険視されていますが、アセスルファムKには変異原性・ガン原性は認められておらず危険性はありません。
アセスルファムKの安全性・危険性についての論文
論文は世界中で大量に作られています。その中の一部で「人工甘味料は危険だ!」という論文も多く出ているものの、世界で人工甘味料を使わないようにする動き・流れは一切ありません。
危険視する実験データや論文に、アセスルファムKを使用禁止にするほどのエビデンスがないからだとは思いますが、そもそもネットに出てくる論文情報などはどこまでが本当で嘘なのか見分けがつかなくなってきているのも事実です。
ゼロゼロ系エナジードリンクで使われる甘味料
アセスルファムKは甘味は強いもののゼロカロリーなのでゼロシュガーのエナジードリンクやゼロカロリーのエナジードリンクでよく使われます。レッドブル・シュガーフリーや、旧モンスターエナジーアブソリュートリーゼロ、モンスターエナジーゼロシュガーなど、ほぼ全てのゼロカロリー系エナジードリンクに含まれています。また完全なゼロシュガー向けに配合されているだけでなく、砂糖と併用して使われることも多く、甘さを演出するのに欠かせない人工甘味料です。
ちなみに砂糖のように甘いアセスルファムKは血糖値やインスリン値の上昇は怒らず、また虫歯の原因物質になりません。
※エナジードリンクは虫歯の原因になる?
独特の苦味がまずい
アセスルファムKは砂糖の200倍の甘味があるとされていますが、独特の苦味が後味に感じられるため、いろいろなエナジードリンクを飲んでいると人工甘味料を使っているエナジードリンクはすぐにわかります。アセスルファムKの濃度を高めるほど苦味が増します。
ゼロゼロ系エナジードリンクを不味く感じるのはこの不快な苦味の後味によるものがほとんどです。これをいかにカバーするかがゼロゼロ系の美味さを左右するのではと思います。
砂糖不使用で強烈に美味いエナジードリンク
砂糖を使わず人工甘味料と香料をうまく使い、無糖とは思えない美味しさを実現しているエナジードリンクが海外には多く登場しています。海外旅行の際はぜひ一度手にとってみてください。
ウルトラシリーズはどれもゼロシュガーとは思えない美味しさを実現しています。無駄な糖質を摂取することなく美味しさを堪能できるのが特徴です。
著者:エナジー・ドリン君
2001年頃、在米時にダンスシーンを通じてエナジードリンクに出会い感動。 帰国後日本ではネタ飲料扱いだったエナジードリンクの本当の魅力を伝えるために2013年総合サイトを開設。 エナジードリンクマニアとして改めてエナジードリンクを真剣に飲み始め、各国で狩りをして飲み集めたコレクションは世界7,000種類以上。 メディア取材を受ける評論家や専門家としても活動中。