エナジードリンクの適量とは
1日に飲んでも健康に問題のない許容量を知りたい方は「エナジードリンクは1日何本まで飲んでいい?」を読んでください。
ここでは「許容量」ではなく「適量」についてまとめています。
著者:エナジー・ドリン君
2001年頃、在米時にダンスシーンを通じてエナジードリンクに出会い感動。 帰国後日本ではネタ飲料扱いだったエナジードリンクの本当の魅力を伝えるために2013年総合サイトを開設。 エナジードリンクマニアとして改めてエナジードリンクを真剣に飲み始め、各国で狩りをして飲み集めたコレクションは世界7,000種類以上。 メディア取材を受ける評論家や専門家としても活動中。
レッドブルやモンスターエナジー1本分が適量
カフェインの適量
カフェインは摂取しないでよいならしないほうがベターです。特に夕方以降の摂取は睡眠に影響する可能性があるので、エナジードリンクを飲むなら夕方までにしておくのが無難。
レッドブル250mlに含まれるカフェイン量はコーヒー一杯分と同等の80mgです。モンスターエナジーはもう少し多い142mgです。普段コーヒーをよく飲む方にとってエナジードリンクに含まれるカフェイン量はそれほど多くないと言えます。
カナダ保健省(HC)においても、2010年に1日あたりのカフェイン摂取量として、健康な成人で400 mg(コーヒーをマグカップで約3杯)まで、カフェインの影響がより大きい妊婦や授乳中、あるいは妊娠を予定している女性は300mg(コーヒーをマグカップで約2杯)までとされています。
引用:食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A ~カフェインの過剰摂取に注意しましょう~(厚生労働省)
なお、カフェインを一生涯摂取し続けたとしても、健康に悪影響が生じないと推定される一日当たりの摂取許容量(ADI:Acceptable Daily Intake)については、個人差が大きいことなどから、日本においても、国際的にも設定されていません。
勉強や運動前にシャキッとするにはもう少し飲んでもいいかなとは思いますが、日常生活の中ではレッドブルやモンスターエナジー1本分くらいが適量と言えるでしょう。
多く摂りすぎると先程書いたように睡眠にも影響しかねないので時間帯を考えて調整したいですね。
糖分の適量
肉体労働や毎日の運動部の練習などを継続的に行っている人以外、大多数の人は既に食事から炭水化物いわゆる糖質を十分に摂取できており、食事以外の間食なども含めるとエナジードリンクや炭酸飲料、果汁配合飲料などに含まれる炭水化物は「健康的な生活」を考えると不要とも言えます。
適量とするならば、できる限り量の少ないレッドブル250mlか、糖分の含まれていないシュガーフリー製品、レッドブルシュガーフリーやモンスターエナジーゼロシュガー、モンスターエナジーウルトラ、モンスターエナジーウルトラパラダイスなどを選べば問題ありません。
上述のカフェイン量の絡みもあるので、砂糖が含まれていないシュガーフリー製品の場合でも1日1本程度が適量になると考えて差し支えないでしょう。
エナジードリンクの適量まとめ
カフェイン量の摂り過ぎにならない程度の1本、糖分の摂り過ぎにならない程度のミニ缶1本かシュガーフリー製品1本を考慮すると、1日のエナジードリンクの適量は1本程度が無難です。
もちろんこれ以上飲むと体に則影響があるわけでもないので、エナジードリンクの飲む量は関連記事を読むとさらに理解できます。ぜひそちらも参照してみてください。