RAIZIN TROPICAL CRUSH(トロピカルクラッシュ)

子供向けの薬にありそうなフルーツ味

開栓するとオロナミンC系飲料に近い香りと人工的なフルーツの香りが広がります。昔ライジンが販売していたパープルウイングにすごく似ている気がします。缶の色も同じ紫だし。

早速飲んでみると味もパープルウイングの思い出が蘇る、甘いパイナップル、パッションフルーツなどのフルーツミックスフレーバー。果実感はなくサラサラした口当たりで残留物のない軽やかな味です。

酸味や渋味などはなく薄甘い感じ。香りが控えめなこともあり飲んでいて変化がなくトロピカルフルーツ味とわかっていても人工的な味もするためトロピカルであることを見失います。

後味が残らず癖がないためすっきりした印象ですが、一方で飲んだあとの余韻も少ないため物足りなく感じることもあるかも。

最近はパイプラインパンチ以降トロピカルフルーツフレーバーが人気な傾向が見られますが、それら濃厚でフルーティーな果汁配合商品とゼロゼロでサラサラしたトロピカルクラッシュはまったく別物です。

ちょっと人工的な雰囲気が楽しめて口に残らないすっきりした味が好みならトロピカルクラッシュはぴったり。

RAIZIN TROPICAL CRUSH(トロピカルクラッシュ)のエナジー成分

生姜系の成分のガランガルエキス1035mg配合。カフェインは含まれていません。「カフェインに代わる植物由来の素材」と書かれていますがカフェインのような覚醒作用は期待しないほうがいいかも。

カフェインゼロ、カロリーゼロ、シュガーゼロということで体に優しそうでレビューする側にとっても有り難いのですが、エナジードリンクを買う人がこのトリプルゼロを望んでいるかはかなり微妙。ゼロゼロくらいにしてカフェインは入れておいたほうが無難だと思いつつ、トリプルゼロのライジンシリーズは既に7本目に。

RAIZIN TROPICAL CRUSH(トロピカルクラッシュ)のデザイン

トロピカルフルーツフレーバーだけど紫色。エナジードリンクらしくない優しいパープルが日本の美味しいぶどうを思い起こさせる・・・。第一印象はぶどう系、もしくはアサイー系フレーバーの印象が強いです。

以前発売していたライジンパープルウイングも紫でトロピカルフルーツだったのでライジン側では紫色がトロピカルフルーツを表現するカラーなのかもしれません。そう考えるとある意味一貫しているとも言えるかも？

今回のトロピカルクラッシュから缶前面に「エネキストラ」の文字はなくなり、ゼロの表示もどことなくやわらかでエナジードリンクにありがちな尖った印象はありません。淡い紫色からもそう感じさせるのかもしれませんね。

大正製薬のプレスリリースには「南国の海辺に沈む夕陽をモチーフにし、オーシャンブルーに溶け込むサンセットをグラデーションで表現したデザイン」と書かれていましたが、ヤシの木やフルーツのシルエットなどがあればまだしもこのカラーと四角いグラデロゴだけを見てそれをイメージするのはけっこう難易度高いですね。

とは言えライジンシリーズは商品名を見ただけでフレーバーが想像できるのでこれは個人的に好きです。

トロピカルクラッシュはセブンイレブン限定、数量限定発売なので気になる方はお早めに。

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RAIZIN TROPICAL CRUSH(トロピカルクラッシュ)の味・成分の5段階評価
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