レッドブル・オーガニックス・シンプリーコーラ
関東限定で発売された日本のレッドブルオーガニックス・シンプリーコーラ。100%オーガニック成分のみを使用したレッドブルのオーガニックコーラです。2008年に製造の天然成分のみで作られたアメリカのシンプリーコーラとも比較レビューをしています。
レッドブル・オーガニックス・シンプリーコーラの基本情報
メーカー | レッドブル |
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製造国 | スイス |
価格(購入時) | 200 |
味 | コーラ |
総合評価 | ★★★☆☆ |
著者:エナジー・ドリン君
2001年頃、在米時にダンスシーンを通じてエナジードリンクに出会い感動。 帰国後日本ではネタ飲料扱いだったエナジードリンクの本当の魅力を伝えるために2013年総合サイトを開設。 エナジードリンクマニアとして改めてエナジードリンクを真剣に飲み始め、各国で狩りをして飲み集めたコレクションは世界7,000種類以上。 メディア取材を受ける評論家や専門家としても活動中。
パンチの弱いコーラフレーバー
開栓した瞬間炭酸の勢いで一気にコーラの香りが広がります。コカ・コーラやペプシコーラとは違いコーラグミのようなお菓子っぽい香りかな?
赤みががったコーラカラー。グラスに注ぐと黄色い泡がモクモクと広がるのが印象的でした。
飲んでみた第一印象は、優しい甘さのパンチが効いていないコーラフレーバー。後味にコーラ独特の酸味が残るのが印象的で爽快感に欠ける感じ。コーラの香り自体はグラスに口をつけるたびに香りますが飲み口から後味まですべてあっさりしているので味が香りについていけていない感じです(-_-;)
炭酸もグラスに注いだときのこんもりと盛り上がる泡立ちからは想像できないほど弱く、炭酸が抜けたコーラを飲んでいるようにも感じます。
冷蔵庫で冷やして飲むくらいがベストな状態です。氷を入れてしまうとモンスターエナジーのキューバリブレと同じように味が一気に飛ぶので、シンプリーコーラ本来の美味しさを味わいたいならオススメはしないですね(;´∀`)
コーラに何を求めるかによりますが、個人的には強炭酸に濃いめの甘さと、飲んだあとすっと引いていく爽やかな後味やキレなど、全体的に味の強さと爽快感のバランスが取れたわかりやすい感じが好きです。氷を入れて清涼感や爽快感が増しても満足度は落ちないのが理想です。そのためオーガニックスのシンプリーコーラは物足りなく感じてしまいました。
レッドブル オーガニックス シンプリーコーラの成分
オーガニックスシリーズはすべてオーガニック成分で構成されています。カフェィンも入っていますが配合量の記載はありませんでした。
砂糖も有機砂糖だったりカフェインもそうです。内容はカフェイン、レモン、ジンジャー、ライム、バニラ、天草、ガランガ、シナモン、コーラナッツ、ココア、オレンジ、カルダモン、ミント、パイン、ナツメグ、クローブなどなど。
非売品オーガニックス特製ボックスに入っていたパンフレットがこちら。こんなに色々配合されているんですよね~。しかしそれぞれの味を感じるなんてとてもとても・・・w
スイス生産ということもありEUのオーガニック認証ロゴもあります。
新旧レッドブルシンプリーコーラの比較
ようやくこのときが来ました。少し前まで販売されていたのがヨーロッパのレッドブル・シンプリーコーラですが、マニアならやっぱりアメリカのシンプリーコーラは飲んでみたいところですよね。こうして並べてみると、デザインは古いほうのシンプリーコーラのほうが「レッドブル」としてすぐに認知できるので店頭では良いんじゃないかなと思います。
アメリカのシンプリーコーラは2008年頃に製造され既に10年が経過しているため入手困難ですが、ドリン君はたまたま何本か持っているので今回は日本の新作のオーガニック成分のみを使ったシンプリーコーラと、アメリカの天然成分のみで作られたシンプリーコーラを飲み比べてみました。劣化を含めて読んでもらえたらと思います。
※2018年アメリカで発売されたオーガニックス・シンプリーコーラと、2008年のナチュラルシンプリー・コーラの比較もやる予定です。
まず色はほぼ同じですね。炭酸もまったく衰えることなく製造直後のオーガニックスシンプリーコーラとほぼ同じくらい泡立ちました。ペットボトル等ではなく缶で漏れがなければそこまで抜けないんですよね。
違いは泡が残り続けることでしょうか。グラスに注いで泡立ったあと日本のシンプリーコーラは泡立ちが消えますが、アメリカのシンプリーコーラはずっとクリーミーに残っています。個体差もありますが古いものでクリーミーな泡が立つほど怖いものはないんですよね(;´∀`)
味はやはり違いました。日本のシンプリーコーラは優しくあっさりとした甘味と酸味でパンチに欠ける部分がありますが、アメリカは甘さ控えめなところは似ているもののコーラの酸味や甘苦さが強く出ています。これが劣化具合による変化の可能性もありますが味の濃さや強調されている部分に大きな違いを感じました。
こうして飲み比べてみると、オーガニックス・シンプリーコーラはオーガニック製品らしさをイメージしやすいようにわざと控えめな味わいにしているのかなとさえ思えます。強烈ではなく優しい味だったり、角をとって飲みやすくしているような感じですね。以前のナチュラルコーラのほうも方向性としては同じようなものではあるのですが、今回はちょっと味の違いが大きかったかなと思います。
ちなみにナチュラルとオーガニックスの配合成分は重複するものもいくつかありますが、やはりコカの葉はアメリカやその他欧州発売のナチュラルのほうだけのようです。これはネガティブな反応しか生まれないですしあえて入れる必要はないでしょう。
で、どちらが飲みやすいかというと圧倒的にオーガニックスのほうなんですよ。ただパンチがなさすぎて冷やすと「甘いなにかを飲んでいる感じ」でしかなくなってしまうのが残念です。
多くの人たちはこれを飲む前にレッドブルオリジナルの王道系でパンチの効いたあの味わいを想像していると思うので、シンプリーコーラは「飲んでみたら物足りない」という印象になるんじゃないかと思われます。
オーガニックスのタブカラーはシルバーです。アメリカのものは左の赤タブ。現在はレッドエディションもブルーエディションもどちらもあるので、カラータブにしてくれたらより雰囲気が高まったかもしれないですね。
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エナジー・ドリン君の独自評価
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- 重さ
- 爽やかさ
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