Red Bull WINTER EDITION 2018 Rumtopf
2018年にオーストリアで発売されたレッドブルウィンターエディションRumtopf。
翌年2019年にはほとんど同じウィンターエディションがオーストリア以外の各国で発売されましたが、本家オーストリアはフレーバーが若干違います。やはり本家が出す商品はこだわりが強いと感じますね・・・。これは素晴らしい。
Red Bull WINTER EDITION 2018 Rumtopfの基本情報
メーカー | レッドブル |
---|---|
製造国 | オーストリア |
価格(購入時) | 250 |
味 | アップル、チェリー、プラム、香辛料系 |
総合評価 | ★★★★★ |
著者:エナジー・ドリン君
2001年頃、在米時にダンスシーンを通じてエナジードリンクに出会い感動。 帰国後日本ではネタ飲料扱いだったエナジードリンクの本当の魅力を伝えるために2013年総合サイトを開設。 エナジードリンクマニアとして改めてエナジードリンクを真剣に飲み始め、各国で狩りをして飲み集めたコレクションは世界7,000種類以上。 メディア取材を受ける評論家や専門家としても活動中。
濃厚な甘い香りと酸味が楽しめるルムトプフ
中身は缶の色と同じオレンジ。オレンジジュースのように見えますが、香りはまったく違い、アップルパイやチェリーパイから漂うような濃厚で甘酸っぱい香り。
季節のフルーツを漬け込んだ本来の「ルムトプフ」は長期間漬け込むことで赤黒くなっているものが多いようですが、レッドブル版ルムトプフは僅かに濁りのあるオレンジ色で違和感がありますね。
では早速飲んでみましょう。
甘く重い濃厚な香りに、甘酸っぱいフルーティーな味わいが広がります。じっくり砂糖に漬け込んだアップル、レーズン、ベリーのような甘酸っぱい味が特徴的。香りの強さほど味は濃くなく、意外とすっきり飲めます。
甘い香りと味わいが砂糖漬けのシロップのような甘味、そこに浸かり柔らかくなったフルーツを食べているかのような芳醇な味わい。もしこれが果汁入りだったらさらに凄いことになっていたと思うと同時に無果汁でこの味を再現するレッドブル・オーストリアに脱帽です。
ルムトプフとは
現地の人に聞いてみると、ラム酒に砂糖、フルーツをラムポットに入れて漬け込んだ冬に飲む伝統的なアルコール飲料だそうです。
思い思いのフルーツを入れるようですが、主にいちご、りんご、杏、レッドベリー、ブルーベリー、レーズンなどを入れるようです。どんな感じなのかは動画で簡単に漬けている人がいたので見てみてください。
数ヶ月から半年ほど冷暗所で寝かせてクリスマスやニューイヤーに飲むそうです。誰でも簡単に作れるのが良いですね。
そして夏に仕込んだルムトプフをクリスマスに開ける動画。
これは美味しそう・・・。ファーマーズマーケットでベリー系のフルーツをたくさん買って自家製ルムトプフを作る・・・想像しただけでやばい。うちでも作ろうと思います(๑´ڡ`๑)
ほかの動画などを見るとどれも赤く濁っていて、レッドブルのウィンターエディション2018も濁った赤い色だったら良かったなと。
Red Bull WINTER EDITION 2018 Rumtopfのエナジー成分
カフェイン80mg、タウリン1000mg配合。ほかのレッドブル製品と同じ成分内容です。
ルムトプフはラムを入れるのでアルコール飲料ですが、レッドブルはもちろんノンアルコールです。
缶のフレーバー名が記載されている部分にアスタリスクがありますね。
裏側を見ると、「Alkoholfrei(アルコールフリー)」と書いてあります。
アルコール系商品の名前をフレーバー名につける場合はこのように「ノンアルコール」と裏側に記載されることがほとんどです。他にはBangのシャンパンなどが同じですね。
Red Bull WINTER EDITION 2018~2019の飲み比べ
2018年にオーストリアで発売されたウィンターエディション・ルムトプフ。翌年には世界各国で同様のウィンターエディションが発売されましたが、フレーバーはルムトプフとは違います。というわけで3カ国で飲み比べしてみましょう。
左からオーストリア2018、ドイツ2019、カナダ2019の順に並べています。
中身の色はほとんど同じオレンジ色。今回レビューしている本家オーストリアだけがほんのり濁っています。並べてみないと中身の違いはほとんど気にならないでしょう。
フレーバー名はルムトプフ、スパイスチェリー(Spekulatius-Kirsch)、ホリデイスパイスとなっています。ルムトプフだけがお酒を元にしたフレーバー名なのでこれだけ濁りがあるのもわかる気がしますね。
香りは3カ国ともほとんど違いがありませんでした。味に違いはあるのでしょうか!?飲んでみましょう。
オーストリアのルムトプフはまろやかな甘酸っぱさが感じられるのに対し、ドイツ・カナダは比較的酸味の際立つチェリーやベリー系の味わいです。シナモン系のスパイスの香りが何となく感じられますが味に影響のない程度。
どれも濃厚な風味が楽しめて近いフレーバーではありますが、飲み比べるとオーストリアのフルーツを漬け込んだ芳醇な味わいが突出していることがわかります。
終始濃厚な味わいが楽しめるルムトプフか、よりフルーツのみずみずしさを残した2019年世界のウィンターエディションか、楽しみ方や好みは分かれそう。
個人的にはルムトプフという存在をウィンターエディションで知ることができ、擬似的にではありますが味わうことができて良かったです。これはオーストリアで探し回って手に入れた甲斐がありました。夏からうちでもルムトプフを作ろうと思います(*´ェ`*)
エナジー・ドリン君の独自評価
- フレーバー
- 香り
- 重さ
- 爽やかさ
- モグモグ感
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