ROCKSTAR BAJA MANGO LIME
2019年春、アメリカの一部地域限定で発売された後、全米展開されたロックスター新シリーズ、BAJAシリーズのマンゴーライムです。発売直後にサンフランシスコで購入してきました。店頭でも目立つデザインでクールですね。
著者:エナジー・ドリン君
2001年頃、在米時にダンスシーンを通じてエナジードリンクに出会い感動。 帰国後日本ではネタ飲料扱いだったエナジードリンクの本当の魅力を伝えるために2013年総合サイトを開設。 エナジードリンクマニアとして改めてエナジードリンクを真剣に飲み始め、各国で狩りをして飲み集めたコレクションは世界7,000種類以上。 メディア取材を受ける評論家や専門家としても活動中。
甘いマンゴーピーチネクタリン、ライムはどこへ?
開栓と同時に甘いマンゴーピーチ系の香りが吹き出します。まさか果汁配合?と思わせるみずみずしい香り。ちなみにBAJA MANGO LIMEは無果汁です。
透明で明るいオレンジ色。果実感、生搾り感は見た目からは感じられません。
口に含むと甘いマンゴー、ピーチ、ネクタリンの風味が広がります。口にべったりと残らずほどほどの甘みで、ベースはピーチ系フレーバーです。商品名に入っているライムの風味はほとんど感じられません。
味と香りがマッチしていて良い反面、飲み口から余韻、鼻を抜ける香りまで平坦で、飲む時間を楽しめるような味の変化はありません。不味さや違和感はまったくありませんが、ただの加糖マンゴーピーチジュースを飲んでいるだけの印象で少し残念です。
「爽やかでみずみずしい飲み口、飲んだあとにずっしり果実感が感じられ、フルーティーな香りが余韻として残る」、このようなもう少し味の変化を楽しめるとよりリッチなフルーツフレーバーを体験できる気がします。パッケージが派手なので「期待しすぎたものの飲んだら普通だった」という人も多そうです。テスト商品かどうかは不明ですが実際にアメリカでは1年持ちませんでした。
ROCKSTAR BAJA MANGO LIMEのエナジー成分
カフェイン160mg、タウリン2000mg、カルニチン50mg、イノシトール50mg、高麗人参、ガラナなどを配合。
ROCKSTAR BAJA MANGO LIMEのデザイン
エナジードリンクではもうお馴染みになったメキシコ系ドクロデザイン。目がマンゴーになっています。インパクトはありますがよく見るとこのドクロをスタンプのように缶に散りばめただけの簡易デザイン(^_^;)
ビッグスターデザインのため缶側面を見ないとブランド名、シリーズ名はわかりません。遠くからでもガラス扉の中のロゴマークが目立つビッグスターが良いのか、正面に商品名すべてを記載するのが良いのか、微妙なところですね。
タブは缶カラーと同じ爽やかな水色。
アメリカのBAJAシリーズはROCKSTAR BAJA MANGO LIMEとROCKSTAR BAJA GUAVAの2種類で販売スタートしましたが、結局3作目が出ることなく1年も持たずに終了。見た目のインパクトは大きいですが、フルシュガーでこの味をわざわざ買うかな?と微妙な感じではありました。
後に、ヨーロッパでは独自進化したBAJAシリーズが発売されヨーロッパオリジナルの新作が発売されるなど、アメリカより良い流れがBAJAシリーズに吹いているようです。その理由はまたヨーロッパのBAJAシリーズのレビューでご覧ください。
エナジー・ドリン君の独自評価
- フレーバー
- 香り
- 重さ
- 爽やかさ
- モグモグ感