ROCKSTAR THERMO TROPICAL FIRE
2019年アメリカのAMPMで先行販売がスタートし、2020年1月に全米展開された脂肪燃焼系高カフェイン配合シリーズ、ROCKSTAR THERMO TROPICAL FIREのレビューです。
2020年は早々にコロナによって鎖国されるギリギリ前にロサンゼルスで発見し確保することができました。後にデザインが少し変化しながらフレーバーは拡充せず、2年ほど静かに販売が続いたシリーズです。
ROCKSTAR THERMO TROPICAL FIREの基本情報
メーカー | ROCKSTAR |
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製造国 | アメリカ |
価格(購入時) | 2.99 USD |
味 | ストロベリー |
総合評価 | ★★★☆☆ |
著者:エナジー・ドリン君
2001年頃、在米時にダンスシーンを通じてエナジードリンクに出会い感動。 帰国後日本ではネタ飲料扱いだったエナジードリンクの本当の魅力を伝えるために2013年総合サイトを開設。 エナジードリンクマニアとして改めてエナジードリンクを真剣に飲み始め、各国で狩りをして飲み集めたコレクションは世界7,000種類以上。 メディア取材を受ける評論家や専門家としても活動中。
ROCKSTAR THERMO TROPICAL FIREの味
開栓すると甘いストロベリーの香りが吹き出します。中身の色はナチュラルで透明度を維持した薄いシャンパンゴールドです。では飲んでみましょう。
口に含むと甘いストロベリーフレーバーをメインに、南国フルーツ特有の癖のある香りが鼻を抜けていきます。
「TROPICAL FIRE」というともう少し色々なフルーツフレーバーが楽しめそうな印象ですが、実際の味はほぼストロベリーフレーバーです。
トロピカルフルーツ系のフレーバーを期待して飲むと損した気分になってしまうかも・・・。
とは言え、ストロベリーのように感じる甘味や南国フルーツのような香りは完成度が高く、人工甘味料のチープな味わいもないため、フレーバー名さえ見ないで飲めば高評価とする人の割合は多いと思います。
ROCKSTAR THERMO TROPICAL FIREのエナジー成分
カフェイン300mg、ロイシン650mg、イソロイシン175mg、バリン175mg、CoQ10が4mg、緑茶抽出物が含まれています。
これらすべての成分が脂肪燃焼のための運動と組み合わせることで脂肪燃焼を促進するとされています。十分な配合量かどうかは別として、サプリメント等に詳しい人が見ると「ROCKSTAR THERMO」という商品コンセプトに合った成分で構成していることがわかります。
ROCKSTAR THERMO TROPICAL FIREのデザイン
缶前面に各要素がビッシリ詰まったデザイン。まず上から見ていきましょう。1000mgのBCAA配合がインパクト大。
そして真ん中には大きく「X」と「THERMO」があることで燃焼系エナジーのイメージが、さらにその下に炎のシルエットとカフェイン配合量300mg、THERMOGENICの記載もわかりやすいですよね。
缶正面の「X」は既に終売になった「XDURANCE」シリーズを引き継いだ製品であることが推測されます。
缶横には成分などのアイコンが縦に並びます。
上から下までびっしり。ここまで並んでいると何だか凄そうな雰囲気を感じます。
しかしどこにもロックスターのロゴがなくブランドロゴのスターもありません。
店頭に並ぶとこんな感じ。事前にロックスターの新商品と知っていれば別ですが、一般的には謎のエナジードリンクに見えるでしょう。店頭でどのように見えるか、というのはとても重要です。
これは製造が終了した2022年のロサンゼルスのリカーストアで発見したものです。まだ売ってたことに驚きました。
ロックスターのブランド名とシリーズ名は缶に後ろにあります。
あえてブランド名を隠してロックスターとは別のフィットネス系エナジードリンクとして訴求したかったのかもしれません。
この当時はbangが急激にシェアを伸ばしていた時期であり、bangの対抗品としてモンスターエナジーも新ブランドREIGNを発売していたこともROCKSTAR THERMO発売の要因と考えられます。
エナジー・ドリン君の独自評価
- フレーバー
- 香り
- 重さ
- 爽やかさ
- モグモグ感