ROCKSTAR ZERO SUGAR TROPICAL GUAVA
オーストラリアのゼロシュガーシリーズ、グアバフレーバーです。外観デザインはイギリスのピュアゼログアバと酷似していますが、一応シリーズとしてはゼロシュガーシリーズで、中身も全く違います。
オーストラリアのロックスターはイギリスなどに寄せてくるものの、実は独自路線を行く特殊な国。毎年何度も行きたい国のひとつです。
ROCKSTAR ZERO SUGAR TROPICAL GUAVAの基本情報
メーカー | ロックスター |
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製造国 | オーストラリア |
価格(購入時) | 400 |
味 | グアバ |
総合評価 | ★★☆☆☆ |
著者:エナジー・ドリン君
2001年頃、在米時にダンスシーンを通じてエナジードリンクに出会い感動。 帰国後日本ではネタ飲料扱いだったエナジードリンクの本当の魅力を伝えるために2013年総合サイトを開設。 エナジードリンクマニアとして改めてエナジードリンクを真剣に飲み始め、各国で狩りをして飲み集めたコレクションは世界7,000種類以上。 メディア取材を受ける評論家や専門家としても活動中。
濃厚なゼロゼログアバフレーバー
この色。注いだ瞬間グアバじゃないだろと突っ込みたくなる濃厚な赤。しかし香りはそれほど強くなく色と香りの強さのギャップがあるように感じました。
口に含んだ瞬間感じるゼロゼロとは思えない甘酸っぱい濃厚なフレーバーに驚き。この色のイメージそのままの濃い味と想像してください。
グアバ、チェリー、アセロラなどの酸味の強いフルーツのミックスフレーバーに隠し味のようにゼロゼロとは思えない甘味が感じられ、結果的に濃厚な味を構成しています。
イギリスのピュアゼロ・グアバと同じように後味に人工甘味料の味が残りますが、一休みせずゴクゴク飲んでいくとゼロゼロ感を意識せず飲める濃さを楽しめると思います。ゼロゼロなので当然味の重みはありませんが、それでもこのレベルに仕上げられたのは素晴らしいですね。香りだけでごまかすわけではなく甘味がしっかりしているのがポイント。
ROCKSTAR ZERO SUGAR GUAVAのエナジー成分
カフェイン160mg、タウリン2000mg、緑茶抽出物200mg、イエルバマテ抽出物50mg配合。
後述しますが、イエルバマテはゼロシュガーだからこその独特な成分。エナジードリンクの効果的な部分よりも風味づけに入っているのではと思います。
ゼロシュガーシリーズ
オーストラリアには昔から「ゼロシュガー」を展開しており、その流れを復刻したのが今回レビューしているROCKSTAR ZERO SUGAR TROPICAL GUAVAです。
ゼロシュガー自体はシリーズというよりもアメリカのZERO CARBやカナダのBURNNERと同じような商品です。そう、エナジー成分のところで触れたイエルバマテはZERO CARBやBURNNERと同等の商品だから入っていると考えられます。ちなみにドイツにも昔からゼロシュガーがあります。なぜかオーストラリアではゼロシュガー名義でトロピカルグアバが出たんですよね、不思議。
ビッグスター化して正面からではシリーズ名がわかりにくいのが難点。
横にZERO SUGARのロゴが入っています。デザインは先に発売されたイギリスのピュアゼロ・グアバとそっくりですが、オーストラリアのトロピカルグアバは中身もまったく違います。
イギリスのピュアゼロと飲み比べ
イギリスのピュアゼロ・グアバがあるのでそれと飲み比べてみましょう。
缶デザインはどっちがどっちか一瞬わからなくなるほど似ています。左がオーストラリアのゼロシュガー・トロピカルグアバ、右がイギリスのピュアゼロ・グアバです。
中身の色が全然違いますよね、缶デザインとフレーバー名が似ているだけで中身は別物。普通は中身も似ているのかと思いますよね。
どちらも酸味の強いグアバ系フレーバーではありますが、イギリスのほうが甘味が控えめで人工甘味料の味が前面に出過ぎている感じ。個人的にはオーストラリアのほうが人工甘味料っぽさが隠れていて好きです。
当然イギリスのクアバはピュアゼロなのでイエルバマテは入っていません。イエルバマテによりゼロシュガーは爽やかな苦味がはっきりと感じ取れます。
単品でゼロシュガー・トロピカルグアバを飲んだらイエルバマテの風味に気づかない人がほとんどだと思いますが、これらを比較しながらよく味わうと「ロックスターゼロシュガー」という商品の成り立ちを知らない人もイエルバマテの風味を感じ取ることができるかもしれません。
エナジー・ドリン君の独自評価
- フレーバー
- 香り
- 重さ
- 爽やかさ
- モグモグ感