TIGER CLASSIC

TIGER CLASSICの味

開栓すると吹き出すわかりやすい王道系フレーバーらしい甘酸っぱい香り。王道中の王道を再現した香りで香水系やケミカル系などのような特徴はない、まさにクラシックな香りです。では飲んでみます。

口に含むとアクセントになる爽やかな酸味、それを包み込む甘味が特徴のレッドブルを彷彿とさせるクラシカルな王道系フレーバー。

後味はみずみずしく甘酸っぱい風味がほんのり残る程度でベタベタ濃密な感じはしません。しっかり飲みごたえがあるのにしつこくない爽やかな飲み心地は好印象です。

とは言えレッドブルに近い特徴のない風味でもあるため、ブランド名を隠して飲んだらTIGER CLASSICと判別するのは難しいでしょう。

ヨーロッパのエナジードリンクブランドはこのように万人受けする味の王道系フレーバーを作る傾向が強いので、複数のブランドを集めたらまず味とブランドを結びつけるのは困難になるはず。

これを特徴のない味と評価するか、誰もがエナジードリンクに期待する間違いない味と評価するかは分かれるかもしれません。味・香り・飲み心地のトータルで評価すれば非常に完成度が高く、エナジードリンクの王道系フレーバーを飲みたければTIGER CLASSICを飲んでおけば間違いないと断言できる味わいです。

ちなみにコンビニ価格で言えば同サイズのレッドブル6.20PLNに対しTIGER CLASSICは3.99PLNでとてもお買い得です。

スロバキアのTIGER CLASSIC

2024年7月スロバキア旅行で購入したコラボ缶のTIGER CLASSICです。夏のヨーロッパでは氷入りでがぶ飲みしたくなる味。美味い。

チェコのTIGER CLASSIC

2024年7月のチェコ旅行で購入したパリ五輪をイメージしたデザインのTIGER CLASSICです。本国ポーランドとは違い、チェコでは「TIGER CLASSIC」ではなく「TIGER ORIGINAL」として発売されています。

TIGER CLASSICのエナジー成分

カフェイン80mg、タウリン1000mg配合。エナジー成分はレッドブル等と同等の標準的な量が配合されています。

TIGER CLASSICのデザイン

ネイビーに近いダークブルーに黒い虎が描かれたデザイン。缶の前後にブランド名とフレーバー名が入るシンプルなデザインがタイガーシリーズの定番デザインスタイルです。

古くからあるエナジードリンクらしいクラシックな中二病感ある雰囲気を今も残しています。通常の定番フレーバーはこのデザインが使われていて、限定フレーバーなどはタイガーロゴを残して自由なデザインで発売されています。

タブはTIGER CLASSIC以外のすべてのフレーバーでこのTタブが使われています。

クラシックなので特に凝ったデザインではありませんが、このデザインとカラーをベースに多くのコラボデザイン缶が発売されています。

1度のポーランド旅行で2つのプロモーションのコラボデザインと出会えたくらい、タイガーシリーズはポーランドで最も勢いがあり支持されているエナジードリンクブランドと言えます。実際に年間何種類のフレーバーを出しているのか把握できないほどの新商品リリース頻度を誇り、これは世界的に見てもとても珍しいことです。

今回のTIGER CLASSICは間違いなく誰もが美味しく飲めるクラシカルな王道系フレーバーで、この味からTIGERというブランドがどのような姿勢でフレーバー開発に取り組んでいるかが垣間見えます。他の大量のフレーバーもレビューしているのでぜひチェックしてみてくださいね。また、ポーランド旅行の際はスーツケースがパンパンになること間違いないほどTIGERシリーズのフレーバーが充実しているので覚悟して訪れてください。

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TIGER CLASSICの味・成分の5段階評価
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