TIGER DARK MYSTERY

TIGER DARK MYSTERYの味

開栓すると甘い柑橘系、主にオレンジ果肉をベースにトロピカルフルーツのような香りが広がります。グラスに注ぐと白く濃厚で視界ゼロの濁りのある中身でびっくり。トロピカルフルーツの香りでこの色が出てくるとは思いませんでした。では飲んでみましょう。

口に含むと優しい酸味と華やかな甘味を感じるオレンジ、パイナップル、パパイヤ、そして優しく芳醇なマンゴスチンなどの味わいに、後味には爽やかなパッションフルーツやライムの程よい酸味が続くみずみすしくフレッシュなトロピカルフルーツフレーバー。これはヤバイな！

甘味は各フルーツの味を完全に混ぜ合わせた自然な味わいで、コクやとろみのあるまろやかな旨味と柔らかな口当たりが絶品です。

これがまさかのハーフシュガーなんですよ。果汁20%を含んだ状態で一般的な砂糖配合量の半分をキープ。ハーフシュガーでこの旨味を作り出したのは驚きです。

個人的に素晴らしいと思ったのは、よくある南国フルーツミックス風味ではなくマンゴスチンなどの華やかで芳醇な風味が強めに再現されているところです。もしかするとこの白い濁りはマンゴスチン果肉をイメージした色なのかもしれません。

フルーツの複雑な味わい、香り、爽やかに残る余韻、500mlがすぐなくなってしまう美味しさと、またリピートしたくなる美味しさに総合評価5をつけました。ここまで美味しいのに数量限定フレーバーか・・・。もったいない。

2024年の夏のワルシャワでは既に処分の網棚に放り込まれているくらい在庫がなくなっていました。

発売から3ヶ月ほどで店頭からなくなってしまうサイクルの早さには驚きです。TIGER DARK MYSTERYを買うタイミングとしては最後だったのかも。運が良かったです。

TIGER DARK MYSTERYのエナジー成分

カフェイン70mg配合。糖質は一般的なエナジードリンクの半分以下のハーフシュガータイプで、リンゴ果汁が20%含まれています。

タイガーシリーズは砂糖の量を圧倒的に減らして果汁を含むことで低糖質と美味しさを両立する商品が増えてきました。これによって低カロリーになるし血糖値上昇リスクも抑えられるし飲みやすくて良いですよね。

TIGER DARK MYSTERYのデザイン

黒ベースに白いラインの中にTIGERロゴがカモフラージュされ商品名などの記載が一切ない謎のデザイン。ちなみに商品名は裏面の栄養成分表示の上に他の製品と同じように小さく記載されているので一応確認は可能。

フレーバー名が記載される場所には「？」が入る、店頭でつい手に取ってしまうデザインです。

TIGER公式サイトにTIGER DARK MYSTERYの情報は掲載されておらずSNSで少し告知された程度なので、事前情報なしの状態でTIGER DARK MYSTERYを店頭で見た人は驚くはず。

缶裏には2024年1月1日からポーランドで始まったカフェイン配合量の規制をクリアしたことがわかるマーク。

500mlにたった70mgしかカフェインが含まれていない理由がこの販売規制によるものなんです。

他のTIGER製品でフレーバー名とフレーバーイメージのアイコンが入る部分も「？」になっていました。

フレーバーはTIGERシリーズ共通で裏の栄養成分表示に小さく記載されることになっていますが、TIGER DARK MYSTERYは特定のフレーバー名には触れず単純に「フルーツフレーバー」としか記載されていません。実際に飲んでみないと味はわからないようになっています。

下にあるリサイクルマークに記載されている「ALUMINUM IS BACK」はタイガーシリーズのキャッチフレーズ「POWER IS BACK」に掛けた言い回しで細かいところまで面白いですね。

みんなのTIGER DARK MYSTERYの味・成分の感想・評価

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TIGER DARK MYSTERYの味・成分の5段階評価
★ ★★ ★★★ ★★★★ ★★★★★

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