【レビュー】ファンタ プレミア洋梨
ファンタの果汁配合高級路線シリーズの第5弾「ファンタ プレミア洋梨」です。小ぶりの380mlボトルに入った高価格商品で新たな金脈が見つかってしまいシリーズ化。かなり売れてるようです。
ファンタ プレミアシリーズは以前から割と美味いものが多くて割高でありながら納得できるものが多い印象です。
今回の洋梨味は果汁16%配合。世界のリッチなフレーバーに慣れ親しんだエナジードリンクマニアはどう感じるのか、ゆるーくレビューしていきます。
著者:エナジー・ドリン君
2001年頃、在米時にダンスシーンを通じてエナジードリンクに出会い感動。 帰国後日本ではネタ飲料扱いだったエナジードリンクの本当の魅力を伝えるために2013年総合サイトを開設。 エナジードリンクマニアとして改めてエナジードリンクを真剣に飲み始め、各国で狩りをして飲み集めたコレクションは世界7,000種類以上。 メディア取材を受ける評論家や専門家としても活動中。
ファンタ プレミア洋梨の味
開栓すると洋梨を摩り下ろしたときのような香りがしっかり再現されていて、この香りだったらかなりリアルな果実感が楽しめそうな予感。
口に含むと甘さ控えめの洋梨味。意外と旨味がなく洋梨果汁16%と言うほどのリッチな果実感を実感できない人は多そう。
リアルと言えばリアルな味です。ファンタ公式によると「洋梨の皮まで摩り下ろした」ということで、リアルな洋梨味を追い求めてこの味に辿り着くのは納得とも感じます。
「プレミア」とは、リアルを目指したのか、リッチな洋梨テイストを目指したのか・・・。個人的にはもっと旨味とかフルーツらしいコクをもう少し演出してくれたら「プレミア」のイメージ通りかなぁ。
果実の旨味は微妙、かと言って爽やかさもない砂糖入り炭酸ファンタなので、深読みせず適当に飲んでいるつもりでも中途半端な印象を感じてしまいました。
シンプルな洋梨味に「プレミア感」を付けるとするならば、この秀逸な香りに加えて味にも「リッチな演出」があると満足度が高くなりそう。
このラベルデザインはすごく良くて、けっこう期待値高めだったんだけど・・・。味がどっちつかずの微妙な立ち位置でもう少しスッキリ爽快系かリッチな旨味系か、ハッキリ主張してくれたら良かったかな。
ファンタ プレミア洋梨の値段と売上本数
380mlで170円税別。これはエナジードリンク並みの高価格商品。しかしこれが2年半でシリーズ累計1.2億本を超えたということで大成功じゃないでしょうか。
2019年発売のZONeエナジードリンクが累計1億本突破とアナウンスしていたのを見かけたので、同様の高額飲料でコラボ等もしないファンタプレミアシリーズ、人気が凄そうですし今後もファンタプレミアシリーズはコンスタントに新作を出していくものと思います。